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※本記事は、弊社が2020年3月に公開した How to Maintain Your 3D Laser Cutter を翻訳し、修正を加えて作成したものです。

なぜメンテナンスが必要なのか

メンテナンスは、機械が適切に動作するために重要な役割を果たします。家電、車、家など、定期的なメンテナンスが必要なものについて考えてみてください。私たちの身体でさえ、適切に機能し続けるためにはメンテナンスが不可欠です。エンジンの故障を防ぐために、車は定期的にオイル交換をする必要があります。健康な人たちは、健康を維持するために適度な運動と食事が重要であることを知っています。子どもたちでさえ、おもちゃを壊さないためにはメンテナンスが必要であるということを知っています。

レンズ、反射鏡、フィルターなど多くの作動部品を備えているレーザーカッター・レーザー加工機は、それぞれの部品が正常に作動するために良好な状態である必要があります。適切なメンテナンスを行い、機器が持つ本来の機能とパフォーマンスを正しく発揮させましょう。

レーザーカッターをメンテナンスする利点

1. 機器が長持ちする

メンテナンスについての知識が多ければ多いほど、レーザーカッターの寿命を延ばすことができます。これは、レーザーカッターを最適な状態に保つことが、部品の故障やパフォーマンスの低下を防ぐからです。部品が摩耗して効果が低下することなく、機器の持つ能力を最大限に活用することができます。

2. 修理費用を抑えられる

レーザーカッターが故障して新しい機器を購入する場合、費用対効果はそれほど高くありません。交換部品を購入する場合でも、予算に影響を与える可能性があります。新しい部品を交換することに予算を使うよりも、レーザーカッターの材料を充実させ、多様な作品を作ることに費用をかける方がはるかに良いでしょう。

3. パフォーマンスが向上する

レーザーカッターは、教育から趣味、設計作業まで、幅広い用途に使うことができます。また、用途に限らず、レーザーカッターを効率的かつ正確に機能させると、楽しく便利な作品を制作することができます。レーザーカッターのメンテナンスは、機器が欠陥や故障なく、正確な加工を行うことを保証するのに役立ちます。

レーザーカッターの一般的なメンテナンス方法

レーザーカッターの基本的なメンテナンスは難しくありませんし、時間もかかりません。ほとんどのメンテナンスは、機器を使用する頻度に依存します。故障が発生する前に、必要なメンテナンスを実行することが大切です。また、メンテナンスのために部品を取り外すときは、露出した部品に問題が無いか常に確認を行う必要があります。

最も頻繁なメンテナンス作業は、レンズと反射鏡の清掃です。これは、通常レーザーカッターを約8時間以上使用した後に行う必要があります。切削により発生する埃や素材の破片が部品に付着する可能性があるため、適切な清掃を行わないと、レーザーカッターが正常に動作しなかったり、レンズや反射鏡に損傷を与える可能性があります。

一部のレーザーカッターには、フィルターやダストトラップがあります。連続して1週間使用した後には、フィルターを交換したり、レーザーカッターのダストトラップを掃除する必要があります。これは、レーザーのそでに煙が集まっていたり、切断中に炎や火花が発生したり、通常よりも臭いが発生したり、またはフィルターが汚れている可能性があるからです。もし使用しているレーザーカッターに、切断中に発生する煙の臭い除去の役割を果たす活性炭フィルターが備わっている場合には、6〜12か月ごとに活性炭を交換する必要があります。HEPAフィルターが備わっている場合には、毎年交換を行う必要があります。これは最も費用のかかるメンテナンスの1つですが、他のすべてのメンテナンスを定期的に実施していると、HEPAフィルターの寿命を最大限延ばすことができます。

CO2レーザーカッターには特定のメンテナンスが必要です。二酸化炭素、ヘリウム、窒素、それぞれの気体の量が少なくなった場合には、ボトルを交換する必要があります。また、冷却システム内の水に適切な割合の化学物質が含まれていることを定期的に確認することも重要です。

Laserboxを使うとできること

ここで、新しいレーザーカッターの購入を検討している方向けに、Laserboxをご紹介します。他のMakeblock製品と同様に、Laserboxは教育と創造のために設計されており、子どもから大人まで安全に、簡単に使うことができます。

A. 使いやすい機能

Laserboxには、使いやすい機能が多くあります。紙、木、アクリル、皮革、布、PET、ゴム、ガラス繊維、プラスチックなど、さまざまな素材を加工できます。その多様性により、想像できるあらゆる作品を簡単に制作することができます。また、手描きの絵やパターンを素材に加工する機能も備わっています。AIによる視覚アルゴリズムは、レーザー切断の経路を自動的に識別します。さらに、内蔵のカメラを用いたオートフォーカス機能により、レーザーヘッドを手動で調整する必要はありません。設計をプレビューして、加工の進行状況をリアルタイムで確認することもできます。

B. 充実したサポート

Laserboxには、教育現場での利用を支援するためにカリキュラムが付属されています。また、豊富な作品例やチュートリアルも公開されています。Makeblockは、使用方法やよくある質問、保証情報、メンテナンス解説動画などの製品サポートを提供しています。

Laserboxのメンテナンス

Makeblockは、Laserboxの利用に際して6つのメンテナンス方法を推奨しています。オンラインで閲覧可能なメンテナンスに関する詳細な解説動画の概要を以下に示します。

1. 位置補正を実行します。まず、カバーを持ち上げて、アルコールでカメラをクリーニングします。Laserboxをコンピュータに接続し、メニューから「補正」を選択します。画面に表示されているように3枚の紙をハニカムボードに接着し、補正を実行します。

2. エアノズルとレーザーヘッドを清掃します。Z軸のトップケースとフロントケースを分解し、レーザーヘッドをアルコールをつけた綺麗な布で拭きます。プラスチック製のエアノズルプラグを持って、エアパイプを引き出します。エアノズル口をペンチで固定し、反時計回りに回します。つまようじまたはピンセットで金属プラグを清掃し、アルコールをつけた布でノズルを拭きます。

3. レールをメンテナンスします。アルコールをつけた綺麗な布で、XおよびYガイドレールを拭きます。ドライバーでZ軸のフロントケースを取り外し、モーターを時計回りに回転させて、ガイドレールの清掃と油さしを行えるようにします。パーツをZ軸に再度組み立てて、XおよびYガイドレールに油をさします。

4. 水を交換します。ヒートガンまたはヘアドライヤーを使用して、機器の右側のカバーを加熱し、取り外します。配水管を使用して、内部の貯水槽からバケツやコンテナに水を除去します。漏斗を使用してタンクに精製水を注ぎ、機器に水循環を実行させ、繰り返します。不凍液を作り、かき混ぜ、しばらく放置させます。漏斗を使用して、溶液を貯水槽の注水ラインまで注ぎます。電源を入れ、水が機器に流れ込むようにし、貯水槽の水位線まで戻します。機器のカバーを戻します。

5. レンズを清掃します。X軸を引き出して最初に見える反射鏡を取り出します。アルコールをつけた綺麗な布を用いて、手で触れないように注意しながら、時計回りに反射鏡を拭きます。反射鏡を組み立て直します。残りの反射鏡、三日月形のフォーカスレンズ、レーザーヘッドについても同じ手順を繰り返します。

6. レーザーチューブを交換します。ネジを外して、レーザーチューブカバーを分解します。カバーを取り外したら、クランプを取り出します。レーザーチューブを分解するときは、左側がマイナス極、右側がプラス極で分極されていることに注意してください。本メンテナンスについては、解説動画に従って詳細な手順を確認することをお勧めします。

レーザーカッターのメンテナンス方法を知ることは重要です。修理費用を節約し、機器を長持ちさせて、パフォーマンスの高い機器を使用しましょう。Laserboxのメンテナンス方法や購入に関して、ご質問やご不明点がございましたら、 jp@makeblock.com 宛にご連絡ください。